叡智を守り、未来に繋ぐ

― About ―

  • 創業から90年以上を経て、今、思うこと。

    1923年(大正12年)、製本業から始まったナカバヤシの歴史は、同時に知識の叡智を守ってきた歴史でもあります。
    図書館製本を中心とした製本事業は今も脈々と受け継がれ、日本最大級の図書館製本工場では今も専門の職人が腕を揮っています。
    昨今、製本を取り巻く環境は目まぐるしく変化をしています。
    電子書籍が普及し、紙の出版が危ぶまれる中で、私たちは一つの疑念を抱いています。
    今後、電子書籍はますます世の中に浸透する。でも、その叡智は、ずっと残るのだろうか。 紙の製本に価値は無くなるのだろうか。

    昭和34年当時の中林製本社 風景

  • 「ルリユール」という言葉

    ヨーロッパではルリユール工房があり、大切な本は職人の手で修復・製本・装丁を施され、代々、本を受け継ぐ伝統が残っています。
    製本は、本をばらして折り丁をひとつひとつ綴じてゆく「かがり」から、最後に革や紙で本をくるむまで、その工程は六十以上にも及び、 さらに装丁の内容によっては、完成までに一年以上もかかる場合があります。
    一流の製本・装丁家の作品は、絵画や宝石、家具などと同じように美術工芸品としてオークションで売買されることもあります。
    私たちの使命は、積み重ねた製本技術を活かし、まさにルリユールの様に、製本文化を世に継承していくことと考えています。

    『ウヰリアム・ブレイク書誌』(1929年)

    ウヰリアム・ブレイク書誌は、寿岳文章著、柳宗悦 デザイン、社祖 中林安右衛門 製本による 200部限定の豪華本です。 その内、1部は大英帝国博物館(現在の大英博物館)に寄贈され、 内容とともに優れた製本技術が賞賛され、愛書家の垂涎の的となっています。

価値ある「製本」をご提供します

― Service ―

製本について

ナカバヤシでは、一般的な印刷製本だけでなく、お手元にある膨大な紙資料を製本にしてまとめて保存する「書類製本」や、 大切な研究成果である卒業論文、学位論文、研究論文の「論文製本」などの、まさに一点ものの製本も承っております。
特に、論文製本では全国の大学図書館様を中心に国内でもトップクラスのご用命をお受けしております。

  • 行政文書製本

  • 論文製本

合本について

学術誌、研究雑誌、専門書等の機能性と保存性を高める為の製本、それが「合本」です。
例えば、所蔵している雑誌の保存性や閲覧性を高め、管理しやすくしたい。愛蔵版として製本したいというご要望にもお答えできます。
当社では雑誌に留まらず、新聞・カルテ・テキストなど、あらゆるお客様のニーズにお答えすることができます。

  • コミックの合本

    漫画家 吉田 貴司 様 ご依頼 (左:単行本、右:合本後)

    ご自身の出版物を一冊にまとめたい、というご依頼をいただきました。合本のイメージ等をご相談の上、製本作業を行いました。

  • 新聞製本

修復について

知を残すために作られた「本」も、作られた年代、使用材料、保存環境などによって、劣化や破損をしてしまいます。
ナカバヤシでは、長年培った技法で、様々な書籍・地図・貴重本・文書などの修理・修復を行っています。
綴じがはずればらばらになってしまった本、表紙が取れてしまった本などの修復をお任せください。

  • 表紙 修復前

  • 表紙 修復後

  • 本文 修復前

  • 本文 修復後

お問い合わせについて

― Contact ―

各種お問い合わせ・受注につきましては、メールにて承ります。

※現在、製本に関しては法人様のみ受付をしております。
※お問い合わせにつきましては、2~3営業日内でご返信を行うようにしておりますが、 土日祝日・長期休暇等の都合、ご返信にお時間を要する場合もございますので、予めご了承ください。
※個人情報に関しては、弊社「プライバシーポリシー」をご一読ください。

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